「かんころ餅」ルモンド風月

かんころ餅

「かんころ餅」は長崎県五島地方に古くから伝わる郷土食です。

五島地方では、さつま芋を薄くスライスして天日干ししたものを「かんころ」と呼びます。この「かんころ」を餅米に混ぜてつきあげると、「かんころ餅」ができあがります。昔は冬の保存食として各家庭で作られていました。

かんころ餅は、打ち粉として片栗粉を使っています。白い粉が付いていて知らない人はカビと勘違いしてしまうかもしれませんが、一緒に食べて全く問題ありません。

ルモンド風月のかんころ餅は、砂糖以外、白芋・紫芋・もち米・よもぎなどの材料はすべて五島産を使用しています。

7,000円（ふるさと納税で購入）

ルモンド風月のホームページでは1,500円で購入することができます。

可

長崎県五島市末広町３の２

人口：34,408人（令和６年1月末）

イベント：福江みなとまつり　前回は、2023年9月30日（土）10月1日（日）開催

今回も伊達本舗の時と同じようにフライパンで表面を焼いて食べてみます。

さつまいも

ねっとりとした食感のさつまいもかんころ餅。

他のかんころ餅より甘さを強くなく、素朴な素材の味そのままに感じます。

子どもがいるならもう少し甘味が強い方がいいかもしれないけど、私は好きなかんころ餅です。

むらさきいも

さつまいもより硬くしっかりしています。さつまいも同様に素朴な味です。

さつまいもより甘さが抑えてあります。

よもぎ

よもぎは手摘みした春よもぎを使用しています。甘さが抑えられており、よもぎの味と香り、微かな苦みを感じます。

私が一番好きなのは「よもぎ」です。素朴なかんころ餅の甘さによもぎの香りと微かな苦みが合わさって美味しい。