一〇香(いっこっこう)
江戸中期に中国の禅僧により伝えられた中が空洞の焼き菓子です。
焼く前に餡を入れますが、生地が膨らんでいくため、焼き上がったら空洞になっています。
一口たべると香ばしいことから「一口香」と名付けて販売をはじめたのが会社の創業の始まりだそうです。
お土産やギフトだけでなく、時々普段も食べたくなる人気の焼き菓子です。
購入場所
お取り寄せできる?
製造者
長崎県長崎市茂木町75-34
長崎市について
人口:389,457人(令和6年7月1日現在)
イベント:長崎くんち 10月7日~9日※毎年同日開催
ランタンフェスティバル 前回は2024年2月9日(金)~2月25日(日)開催
原材料
小麦粉(国内製造)、水飴、上白糖、加工黒砂糖、蜂蜜、ごま/重曹
では、食べてみましょう!
単価や荷物には嵩張るかもしれませんが、個包装になっているため、お土産として人にもあげやすいです。
球状の物を上下から少しだけ押しつぶしたような見た目になっています。
触ると表面の皮は硬いです。丸い見た目と硬い皮、中に何か入ってそうな雰囲気がありますが、何も入っていません。
正確には川の内側に砂糖や水飴、蜂蜜が混ざった餡がくっ付いています。
原材料から分かるように甘ーいスイーツ!ではありませんが、口に入れると硬い皮と粘着性がある餡が、混ざり合い素朴で懐かしい味がします。
歯に少しくっ付きやすいので、歯の詰め物等が取れやすい人は注意してください。
裏側にはゴマが付いていています。
噛んでいると、この裏側にあるゴマが口の中ですりつぶされ、いいゴマの香ばしさを感じることができます。
一〇香(いっこっこう)は、高温多湿の場所への保管は良くないですが、もし、万が一湿ったり、硬くなっていた場合は、オーブントースターやフライパンで2分ほど温め、冷ませば、焼き立ての風味に戻るそうです。
県外の人からするとメジャーではないですが、私はちょっと変わったおススメの長崎土産としてよく買っています。空洞ってインパクトありますよね。
もちろん味も好きです。定期的に食べたくなります。
食べてほしい長崎銘菓ですね。
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